モンゴル・ウランバートル出身。
9歳からモンゴル琴（ヤタガ）を始め、モンゴルで著名な琴奏者マグナイスレン及びツォルモン氏に師事。

1992年、モンゴル国立音楽舞踊カレッジ・民族音楽学部に入学し、琴を専攻。

1996年、モンゴル国立馬頭琴交響楽団に入団。
世界各地でコンサートを行うほか、映画、ドラマ音楽の制作等にも携わる。 
2000年、来日。松戸国際学院日本語学校留学。

2002年、東京商科学院専門学校入学。 
2004年、日本での音楽活動を開始。馬頭琴奏者バトエルデネとの全国ツアーに参加。
2005年、作曲家遠藤実記念コンサートに参加。
2010年、NHK正月のラジオ番組にて三味線奏者の上妻宏光と共演。
2011 年、モンゴル国民芸術家・国家賞受賞作曲家、ジャンツァンノロブ（モンゴルのメロディ）のコンサート出演。
2012年6月、二胡奏者ムンフツェツェグと共演の『絆』CDリリース。 
2014年よりアサル国際馬頭琴アンサンブルの琴奏者として活動。
2015年5月、モンゴル国より文化功労者章受章。

2015年よりモンゴル民族楽器グループ『イフタタラガ』の琴奏者として活動。
6月、仙台、東北地方の震災復興支援コンサートに参加。
2016年、『イフタタラガ』CDリリース。サントリーホールで記念コンサート。その後、全国ツアー。

6 月、中国箏奏者・姜小青 (ジャン・シャオチン)、台湾箏奏者・徐惠綺(シュイ・ホイチー)とのコンサート開催。 
2017年9月、ソロンゴLive（六本木・クラップス）に参加、11 月、

長野県佐久平交流センターでの日本・モンゴル外交関係樹立45周年記念コンサートに出演。
ソロンゴLive（2018年2月／荻窪・ルースター、2018年10月／代官山・晴れたら空に豆まいて）に参加。、

2019年5月、姜小青とデュオ・コンサート（大田区矢口・延命寺）。

​2019年11月(ウルスガル)アルバムの記念発売ライブコンサート。
2023年2月〜渋谷クロスFMでパーソナリティ。
2023年11月〜ラジオ日本でパーソナリティ。​

《モンゴル琴―ヤタガについて》

モンゴル琴は2000年前から使われており、歴史的には32種類の琴があるとされているが、現在は5弦、13弦、18弦、21弦の琴が使用される。ステージではもっぱら21弦の琴を使用。モンゴル琴は琴爪（ことづめ）をつけずに、指で直接弦を弾いて音を出すのが特徴。調弦は半音を含まない明るい調子の五音音階が基本であり、21弦ではD～Dの4オクターブの音域をもつ。西洋式五線譜で演奏する。